窓清掃の段取りが、毎回ばらばらだった話

窓清掃の段取りが、毎回ばらばらだった話

3人で入る窓清掃の現場で、毎回スタートが噛み合わなかった。誰がどこから始めるか、道具をどこに置くか、毎週おなじやりとりが発生していたんです。

「で、今日はどこから?」が毎回ある

ある複合施設の窓清掃を、月に4回お請けしています。3人で入って、3時間で完了させる現場です。

最初の頃、現場に着いてからの最初の15分が、毎回ばらばらだったんですよね。

誰がどこから拭くのか。脚立はどっち側に置くのか。洗剤の希釈はどのくらいだったか。先週はどうしていたか。

うん、おなじ現場なのに、毎回ゼロから話し合っていたんです。

記憶でやろうとすると、抜ける

最初は、自分の頭の中に手順が入っていれば大丈夫、と思っていました。

でも実際は、月に4回しか入らない現場のことを、20施設分覚えておくのは無理だったんですよね。

忘れたぶんは、現場で思い出すしかない。すると、おなじ会話が毎回発生する。3人ぶんの15分は、合計すると45分です。それが月に4回。

これ、年間で計算するとけっこうな時間でした。

前日に、AIへ手順を整理させてみた

それで、前日にAIに対して「明日のあの現場、いつもの3人で、3時間以内に終わる手順を3行でまとめて」と話しかけるようにしました。

すると、こんなふうに返ってくるんです。「Aさんは北側の窓から、脚立は東階段の脇、洗剤は前回の半分の希釈で。」

そう、前回までの記録を読みこんで、その現場専用の手順を毎回出してくれる。

これを朝の8時にLINEへ流しておく。現場に着くまでに、3人全員が頭の中で同じ絵を描いている状態になりました。

段取りは、現場の前に終わらせるもの

気づいたのは、段取りって、本当は現場でやることじゃない、ということでした。

現場でやるべきは、実際に窓を拭くことだけ。段取りは前日のうちに、できれば前日の夜に、終わらせておくべきものだったんです。

AIに任せる前の自分は、その当たり前のことができていなかった。

静かになった現場

いまその現場は、すごく静かです。

到着して、いつもの場所に道具を置いて、各自いつもの場所から始める。30分くらいは無言のまま、それぞれの窓を拭いている時間が流れる。

これでいいんだなあ、と思いました。段取りがちゃんと済んでいる現場は、しゃべる必要がないんです。

言葉になっていなかった「いつもの動き」を、前日のうちにAIに言葉にしてもらう。それだけで、現場は静かにととのえることができます。

清掃やバックヤードの仕組みを、もう少しととのえたい方へ。
「うちの現場はこんな感じで」と、一言だけ送ってください。
仕組みの話から、ご一緒します。

相談する