月額顧問3万円とAIロードマップ1.5万円、中身を分解してみる
月額顧問3万円とAIロードマップ1.5万円、何がどう違うのか。料金表に書ききれない中身を、いちど分解してみます。
ととのえる屋には、いまふたつの商品があります。
ひとつが「AIロードマップ」、3時間で1.5万円。もうひとつが「月額顧問」、月3万円。
このふたつ、ホームページの料金表だけ見ると「お、安い方でいいかな」と思う方が多いんですよね。うん、わたしが逆の立場でもたぶんそう思います。
でも実は、この2つは「やっていること」がぜんぜん違います。今日は、料金表に書ききれない部分を、ちょっと分解してみたいんです。
ロードマップは「地図を作る日」
AIロードマップは、3時間まるごと、お話を聞いて、お話を聞いて、また聞く時間です。
「いま会社で困ってること、ぜんぶ吐き出してください」とお伝えして、ホワイトボードに書き出していく。請求書の処理に時間がかかる、お客さま対応の文章が苦手、写真の整理が追いつかない、議事録が誰も書きたがらない、みたいな話を、構造化していきます。
そのうえで、「これはAIで解決できる」「これは人間がやった方がいい」「これは順番として後回し」と、地図を作る。
3時間あれば、たいていの会社は10個から15個くらいの困りごとが出てきます。それを優先順位とセットで地図に落とす。これが1.5万円の中身です。
ロードマップが終わったら、ふたつに分かれる
地図ができたら、お客さまには「次どうしますか?」とお聞きします。
「あとは社内でやってみます」という方もいて、それはそれで全然OKなんです。地図さえあれば、社内のだれかが手を動かせる、というケースも多い。
でも、「やっぱり自分たちだけだと止まりそう」「やってみたけど詰まった」となる方もいて、そういう方が月額顧問に進まれます。
つまり、ロードマップは「お試し」じゃないんです。ロードマップ単体で完結する設計になっている。月額顧問は、その先で本当に必要な人だけが進むコース。
月額顧問は「動かしつづける月」
月額3万円で、何をしているか。
ひとつめは、地図に書いた項目を、実際に動かす。請求書を自動化したかったら、freeeとAIの繋ぎ込みをわたしが組む。文章が苦手なら、文章テンプレを20本用意する。
ふたつめが、たぶんいちばん大事なんですけど、毎週のLINEや打ち合わせで「うまくいかない部分」をその場で直していく。AIって、最初の設定がぴたっと決まることって、ほぼないんですよ。1ヶ月くらい使ってみて、「あ、ここが噛み合ってない」が見えてくる。それを毎週ちょこちょこ直す時間が必要なんです。
みっつめ、新しいAIが出たときに、お客さまの仕事に組み込めそうかを判断して、必要なら入れ替える。これは月3万円の中で、わたしが勝手にやっておく部分です。
「3万円って、高くない?」と聞かれた話
このあいだ、ある経営者の方に「3万円って、ふつうの顧問より高くない?」と聞かれたことがあって。
うん、たしかに、税理士さんとか社労士さんは月1万円台のところもあるんですよね。
でもわたしの仕事って、月に最低10時間は手を動かす仕事なんです。打ち合わせ2回、freeeやLINEの裏側でちょこちょこ修正、新しいAIの検証、文章テンプレの更新、みたいな。
10時間で3万円って、時給換算すると3,000円。これって、業務委託としてはむしろ「安い設定にしている」方なんです。
ただ、お客さま側からすると、月3万円の支出って、けっこう体に響く金額じゃないですか。だから、ロードマップの段階で「本当に月額顧問が必要か?」をちゃんと見極めていただいてから、進む形にしています。
結局、どっちを選べばいいか
すごく雑に言うと、こう分かれます。
ロードマップだけでいい人:社内に「動かす担当者」がいる。AIで解決したい困りごとが3〜5個くらい。地図さえあれば自分たちで進められる。
月額顧問まで進む人:1人 or 2人でやっている会社で、AIの設定を毎週いじる時間がない。困りごとが10個以上ある。新しいAIが出るたびに「うちでも使える?」と相談したい。
どっちが偉いとか、どっちが本物とか、そういう話じゃないんです。会社のサイズと、社内に時間があるかどうか、それだけで決まります。
迷ったらロードマップから
いきなり月額顧問に申し込まれる方も実はいらっしゃるんですけど、わたしからは「まずロードマップから」とお伝えすることが多いです。
地図がないまま月3万円を払いつづけるって、たぶん途中でしんどくなるんですよ。「先月、何が進んだんだっけ?」が見えなくなる。
地図を1回作ってからの月額顧問は、「あの項目、今月片付けますね」と進捗が目で見える。これが、お互いに気持ちよく続くコツな気がしています。
うん、そんな感じで、ふたつの商品をととのえています。
この種の整え方を、自分のお店や会社でも試してみたい方へ。
「うちの場合はどうかな」と一言、送ってください。
仕組みからお話しします。