LINE無料相談で「いちばん多い質問」と、その答え方

LINE無料相談で「いちばん多い質問」と、その答え方

LINE無料相談で、3割以上の方から同じ質問が来ます。「AIで何ができますか?」。これに、わたしがどう答えているか書いてみます。

ととのえる屋では、LINE公式から30分の無料相談をお受けしています。

これまで100件くらいやってきたんですけど、ぶっちぎりで多い質問がひとつあります。

それは、「AIで何ができますか?」です。

3割以上の方が、最初にこれを聞いてこられる。だいたい毎回、同じ流れになるので、今日はこの質問の「わたしなりの答え方」を書いてみます。

まず、その質問に直接は答えません

「AIで何ができますか?」と聞かれたとき、わたしは正直に言うと、最初の3分は答えないんです。

代わりに、こちらから質問を返します。

「お仕事って、いま何をされていますか?」「1日のうち、いちばん時間がかかってる作業ってなんですか?」「これがなくなったら楽だなって作業、ぱっと思い浮かびますか?」

これを聞いていくと、たいていの方が「あ、そういえば請求書まとめが…」「写真の選別が…」「日報の書き起こしが…」と、ぽろぽろ出してくださるんです。

つまり、「AIで何ができるか」の答えって、お客さま自身の中にあるんですよ。それを引き出すのがわたしの仕事で、AIが何ができるかを並べることは、わたしの仕事じゃない。

なぜこれをやるか

「AIでこれができます、あれもできます」と並べる答え方もあって、たぶん多くのコンサルさんはそういう答え方をすると思うんです。事例集を見せたり、機能リストを送ったり。

でも、それをやると、お客さまは「ふーん、すごいですね」で終わってしまうんですよね。あるある〜って共感するけど、自分の仕事には繋がらない。

逆に、自分の口から「ああ、請求書がしんどいんですよ」と出てきた瞬間、それが「自分ごとの困りごと」になります。そこに対してわたしが「あ、それならAIでこういう手があります」と返すと、お客さまの目の色が変わる。

いちばん多い「困りごと」のトップ3

100件くらいやってきて、業種関係なく多かった困りごとを書いておきます。

ひとつめが、文章を書く仕事。請求書の文面、お客さま向けのメール、見積書の説明文、ホームページの文章、SNSの投稿。

ふたつめが、写真や音声の整理。撮った写真をどこにしまうか、議事録の書き起こし、現場のメモを文字に直す。

みっつめが、定型的な確認作業。在庫の数チェック、予約の確認、シフトの組み直し。

このトップ3は、業種が清掃でも飲食でも、HP制作でも工務店でも、ほぼ同じ。人間の困ることって、業種が違っても、構造はわりと似てるんですよね。

「AIで何ができるか」より大事な質問

無料相談のなかで、わたしがいちばん大事にしているのは、こっちの質問です。

それが解決したら、何に時間を使いますか?

請求書がなくなったら、何をしますか。文章書きが3分で終わるようになったら、何をしますか。写真整理が消えたら、何をしますか。

ここで「うーん…」と詰まる方が、けっこういらっしゃるんです。

時間ができたあと、何をしたいかが見えてないと、AIで時間を作っても、結局その時間で別の作業を増やしてしまう。それじゃ意味ないんですよ。

時間を作る前に、その時間で何をしたいか。これがセットで決まっている方が、AIを入れた効果が3倍くらい違います。

わたしの答えの「型」

無料相談の最後に、わたしがいつもお伝えしている型があります。

AIは、〇〇さんの仕事を半分にする道具じゃないです。〇〇さんの仕事を、半分にして、空いた半分で別のことをするための道具です」と。

これを聞いて、多くの方が「あ、そっか」という顔をされます。

AIで時間を作っても、空いた時間の使い道が決まっていない人にとっては、ただの便利な道具で終わってしまう。空いた時間で家族と過ごしたい、新しい商品を考えたい、店を1日休みたい、みたいな目的がある人にとっては、人生を変える道具になる。

それでも「やっぱり何ができるか教えて」と言われたら

質問返しを2-3回やっても、「いやいや、まず何ができるか教えてよ」と言われることもあります。

そういうときは、その方の仕事に近い事例を3つだけお話しします。10個並べても覚えきれないので、3つだけ。

「○○の業界で、こういう作業をAIに任せて、月に20時間返ってきた方がいました」みたいに、具体的な数字つきで。

ただ、3つ話したら、すぐ次の質問に戻します。「○○さんのお仕事だと、どれが近そうですか?」って。

つまり、こちらの事例も、お客さまの「自分ごと」にする道具として使うだけです。事例自慢の時間にはしません。

30分で見えるもの

LINE無料相談は30分なんですけど、この30分でだいたい「この方は今AIを入れる時期か、まだ早いか」が見えます。

時期じゃない方には、「いまは無理にAI入れない方がいいですよ」とお伝えして、半年後にまた連絡くださいね、と終わります。

無料相談を「商品を売る場」にしてしまうと、お互い不幸になるなあと、最近よく思います。30分で見極めるのは、お客さまにとってじゃなくて、わたしにとっても大事な時間です。

うん、そんな感じで、無料相談をととのえています。

この種の整え方を、自分のお店や会社でも試してみたい方へ。
「うちの場合はどうかな」と一言、送ってください。
仕組みからお話しします。

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