AIを使い始めて、いちばん困ったこと

AIを使い始めて、いちばん困ったこと

AIを使い始めて、いちばん困ったこと。それは「思ったより、ぜんぜん自分の言葉にならない」ということでした。

期待していたのは、もっと違うものだった

うん、最初の頃のわたしは、AIに対してわりと過剰な期待をしていたと思うんです。

「これを入れたら、すごい文章が出てくる」「自分が言いたいことを、もっとうまく言ってくれる」って。

でも実際に出てきた文章を読むと、なんていうか、つるんとしていて、誰の言葉でもないような感じがしました。

自分の言葉と違いすぎた

たとえばLP制作の最初の頃。あるお店の紹介文を書かせてみたんです。

返ってきた文章は、たしかに整っていました。でも、そこに書かれていたのは「上質な空間と豊かな時間」みたいな、どこかで聞いたような言葉ばかりで。

そのお店に通った人の顔も、店主が朝何時に起きてパンを焼いているかも、窓から見える景色のことも、何ひとつ入っていなかった。

ああ、これは違うな、って思いました。

困ったのは、AIじゃなくて自分だった

しばらくして気づいたんですけど、困っていたのはAIじゃなくて、自分のほうだったんですよね。

そもそも自分が何を伝えたいのか、なぜそれを伝えたいのか、その奥にある思いは何か。そういうものが、まだ自分の中でちゃんと言葉になっていなかった。

機械の手はとても優秀で、こちらが渡した分しか返してこない。中途半端な気持ちを渡せば、中途半端な言葉が返ってくる。それだけのことでした。

困ったあとに、ようやく始まる

だから今は、AIに何かを頼む前に、まず自分にいくつか問いかけます。

これは誰に届けたいのか。届いたあと、その人にどうなってほしいのか。自分は本当にそれを願っているのか。

それを30分くらい考えてから、ようやくAIに話しかける。すると、不思議と返ってくる言葉も少し自分に近くなる気がするんです。

困ることは、たぶん悪くない

AIを使い始めて困っているあなたへ。それは、ちゃんと向き合っているからこそ困っているんじゃないかな、と思います。

便利な道具に出会ったとき、最初に困るのは健全なことな気がする。困ったぶんだけ、自分の中の何かをととのえる時間が増えるから。

この種の整え方を、自分のお店や会社でも試してみたい方へ。
「うちの場合はどうかな」と一言、送ってください。
仕組みからお話しします。

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