4層戦略の3番目で、ほとんどの人が詰まる
AI対話・毎日のツイート・月の記事・年末のまとめ。この4層で発信を続けると、3番目でほぼみんなが詰まります。理由を書いてみます。
ととのえる屋では、発信を「4層」で考えています。
1層目:AIとの対話。毎日30分くらい、AIと話して頭をととのえる。
2層目:毎日1ツイート。1層目で出てきた気づきを、140字でぽんと置く。
3層目:月に1〜2本の記事。2層目で反応の良かった話を、長く書き直す。
4層目:年末にnote。1年分の記事を編纂して、まとめにする。
これを地道にやっているんですけど、まわりの方を見ていて、ほとんどの人が「3層目」で詰まるんです。今日はその理由と、わたしなりの抜け方を書きます。
1層目と2層目は、わりと続く
AIと毎日話すのは、けっこう続きます。だって、しんどくないので。
毎日1ツイートも、最初の3週間はきつくても、慣れると体に入る。140字なら、考えても3分で書ける。
ここまでは、たぶん発信を始めた人の半分くらいが到達する場所です。問題はここから先。
3層目で詰まる、3つの理由
月に1〜2本の記事を書こうとして、詰まる理由が、わたしの観察だと3つあります。
ひとつめが、長く書く力がそもそも違うということ。140字と2,000字って、求められる筋肉が別物なんですよ。140字は「ひと口」、2,000字は「定食」。同じ料理人でも、ひと口は作れても定食は組み立てられない、ということが起きる。
ふたつめが、ネタの寿命が違うこと。140字なら、その日の気づきがそのまま使える。でも2,000字となると、1週間や1ヶ月くらい寝かせて、自分の中で発酵したものじゃないと、薄っぺらくなる。
みっつめが、完成形のイメージが湧かないこと。140字は無数に見てきたので「あの感じ」がわかる。でも2,000字の記事って、書き慣れてないと「正解の形」が見えない。書き始めても着地点がぼやける。
わたしも詰まりました
これ、わたしも完全に詰まりました。
最初の半年、毎日ツイートはちゃんと続いてたんですけど、月の記事が1本も書けなかった。書こうと思ってWordを開いて、3行書いて閉じる、みたいなのを20回くらい繰り返しました。
そのうち「ツイートで十分じゃない?」と自分に言い訳するようになって、3層目を半年スルーしていた時期があります。
でも、半年スルーした結果、何が起きたかというと、ツイートが全部「使い捨て」になっていったんです。書いた瞬間に消えていく感覚。1ヶ月後にはもう自分でも何書いたか覚えてない。
これは違うな、と思って、もう一度3層目に戻りました。
詰まりの抜け方:14日分の「ツイート集」
3層目に戻るときに、わたしが採った方法が、ひとつあります。
ツイートを14日分、ばっと並べて、構造を見る。
2週間ぶん、毎日のツイートを時系列で並べると、自分でも「あ、この期間、わたしは同じことを3回違う角度で言ってた」というのが見えるんです。
その「3回出てきた話題」が、たぶん自分の中で熱を持ってる本物のテーマ。それをひとつ選んで、2,000字に展開する。
これだと「ゼロから書く」じゃなくて、「すでにある3つを束ねる」になるので、書ける。書ける。
2層目を「3層目の素材」と思って書く
これが見えてから、わたしはツイートの書き方も変えました。
ツイートを「単体で完結させる」じゃなくて、「3層目の素材になるように書く」。
具体的には、毎日のツイートで、ひとつのテーマを少しずつ角度を変えて触れる。今週は「価格の話」、来週は「断り方の話」、再来週は「向き合い方の話」みたいに、月単位でテーマを束ねていく。
そうすると、月末になったときに、自然と「今月のテーマで2,000字書ける」状態になっている。
3層目が「降ってくる」じゃなくて「積み上がる」感覚に変わったんです。
4層目は、3層目を続けた結果でしかない
4層目(年末のnote)は、3層目さえ続いていれば、勝手に貯まります。
月1-2本×12ヶ月で、年に12〜24本。これを並べて編纂するだけで、年末の1冊ができる。
逆に、3層目をスキップしていると、4層目はゼロからの執筆になります。これが、たぶんいちばん重い。年末の1ヶ月で2万字書こうとして、結局書けずに「来年こそ」になる。
3層目さえ続けば、4層目は「並べ替え」の作業になる。これがいちばん大きい違いです。
詰まったら2層目に戻ればいい
最後にひとつ大事なことを書いておくと、3層目で詰まったときに「もうダメだ」と思わなくていいです。
そういうときは、潔く2層目(毎日のツイート)にだけ集中する期間を作る。1ヶ月くらい、3層目はお休みでいい。
そのあいだに2層目を続けていると、また「あ、これ書きたい」が湧いてくる。湧いてきたタイミングで3層目に戻ればいいんです。
無理して書いた3層目より、湧いてきた3層目の方が、明らかに読まれる。ここはたぶん、お客さまの仕事と一緒です。準備が整ったタイミングで動く。それを焦らない。
うん、そんな感じで、4層を地道にととのえています。
この種の整え方を、自分のお店や会社でも試してみたい方へ。
「うちの場合はどうかな」と一言、送ってください。
仕組みからお話しします。